連結送水管設備 配管工事

2019年12月13日消防設備設計・施工

先日は神戸市にありますマンションの連結送水管設備の配管の改修工事を致しました。

今回は、配管の耐圧性能試験を実施した際に、正常な圧力数値が出ませんでした。

連結送水管の配管が埋設していたため、漏水箇所調査が困難でした。

その為、既設配管を途中で切り配管ルートの変更を行いました。

露出配管になったため、漏水箇所の調査が今後スムーズに行えます。

工事終了後、配管の耐圧試験を実施し正常な圧力数値が出ました。

連結送水管設備は消防隊等が高層建物や地下街などの火災に対し、はしご付きの消防車などによる加圧水の消火では、ホースを延長するのが、困難で限界があります。

そこで、予め建物内に消火配管を設けて火災現場に近い配管（放水口）から消火活動が出来る様に設置している設備になります。

建物の外に設けられていることが多い、送水口は消防車から強制的に加圧する為に設置しています。

連結送水管設備は消防隊が消火活動をスムーズに行うために必要な設備です。

連結送水管設備配管耐圧試験ですが、新築建物は竣工から10年後に1回目の配管耐圧試験が必要です。

そこから3年毎に試験が必要になります。

今回、3年毎試験で原因が見つかり良かったです。

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